アフリカの古着問題に焦点を当てた展覧会『服のおわりから問う』1月23日(火)〜2月22日(木)

ケニアの古着市場に立つ男性

展覧会『服のおわりから問う - 古着の墓場ケニアからスラムの視点を交えて考える』を、2024年1月23日(火)から2月22日(木)まで、東京都港区虎ノ門のソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」で開催します。

大量の古着が先進国からアフリカへ輸出され、社会的・環境的に多大なる影響が生じています。遠いアフリカの地で広がっている複雑な問題のようでありながら、私たちが毎日着ている服についての身近な問題でもあります。

なかでもケニアはアフリカ最大の古着輸入国*であり、古着の最終処分場とされています。本展覧会では、「アフリカと古着」をテーマにファクト&データで紐解く展示をはじめ、ケニア現地で制作した古着アップサイクルコレクション、ケニアの巨大スラム街キベラの若者とコラボレーションした写真・映像作品をご覧いただけます。

過剰な大量生産・大量廃棄が引き起こす問題について、まず身近な衣服をきっかけに社会課題に触れ、一緒に考え、希望を生み出す道を探りませんか。

*最も多く古着を輸入したアフリカの国はケニア(2億5,959万ドル・UN Comtrade 2022年) 

展覧会概要

  • 会期 2024年1月23日(火)〜2月22日(木)
  • 時間 11:00-23:00  ※土曜日のみ11:00-18:00
  • 休館 日曜日・月・祝日
    • そのほかの休館日程
    • 1/24(水)16:00-18:00
    • 2/3(土)16:00-18:00
    • 2/7(水)22:00-23:00 ※水道工事のため臨時休館
    • 2/16(金)17:00-20:00
    • 2/21(水)17:00-20:30
    • 上記日程は展示をご覧いただけませんのでご注意ください。
  • 入場 無料
  • 会場 ソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」
  • 東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅 A2出口から徒歩5分
  • 東京メトロ銀座線 虎ノ門駅 2a出口から徒歩3分
  • Google map:
    https://maps.app.goo.gl/u65TMos7MBUW2k5y9

常設展示

◆フォトエキシビション

ケニアのスラムで暮らす若者とのコラボレーションで製作された写真の展示・販売を行います。原価(プリント代、額装、送料)をのぞいた全額が、スラムで暮らす子どもの教育・生活支援に使われます。

*本展で販売される写真作品の収益は、キベラスラムで暮らす孤児や貧困児童の教育費として現地コミュニティに還元されます。

◆アップサイクルファッションマーケット

SHIFT80がケニア現地で古着をアップサイクルしたコレクションをはじめ、南部アフリカのエスワティニで生産されたペーパービーズピアスなどを展示・販売します。

◆『One day in Kibera』

キベラスラムの若者が使い捨てカメラで撮影したスナップショットを展示。そこで暮らしているからこそ撮影できた、リアルな視点で切り取られた日常をご覧いただけます。

◆ブース展示「生まれた場所がちがうだけで」

売られている服、あなたの着ている服、足元にある布。
それらはかつて、おなじ素材であったはず。
なのに、かたや踏まれ、汚され、捨てられる。
ほんの少し生まれた位置がずれていれば、運命は変わる。
それは、生地だけじゃない。
私たち人間も、おなじではないだろうか。

◆ブックコーナー

持続可能なファッションを考えるヒントとなりそうな書籍を、実験的プライベート書庫「Daily Practice Books」が選びました。会場内で自由にお読みください。購入も可能です。

特定日開催

以下の日程でイベントを開催します。ぜひお気軽にご参加ください。いずれのイベントも無料でお楽しみいただけます。

◆トークセッション

エシカル、持続可能性、アフリカの課題などについて、専門家や活動家をゲストに迎えたトークセッションを開催します。

2月2日(金)19:30-20:30
生成AIで手持ちの服が生まれ変わる日

あまり着なくなった服を自分でリメイクしたいけれど、どうしたらいいのかわからない……。
そんな悩みも生成AIで解決できる世界が、もうすぐそこまできています。
手持ちの服と生地を組み合わせて新しいデザインを提案してくれるプラットフォーム「HIZUMI」代表の加藤優さんをお迎えして、リメイクファッションの新たな体験と、環境に配慮したサーキュラーエコノミーについて考えます。

Guest:加藤優 HIZUMI代表
モノ空間まちが持つ文脈を踏まえた新たな視点をもたらす仕組みを人工知能や人工生命の技術を使い日々創出する。
“思想より実装“をモットーとしファッション建築エンジニアリングの枠を超え愉しく表現活動を行う。GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 優秀賞RE:DESIGN FASHION GRANDPRIX 2022 優秀賞IPA 未踏事業2023 採択

 

2月3日(土)14:30-15:30
ケニアで服をつくるということ

大量の古着で打撃を受けているケニアの繊維産業。そのケニア現地で職人と服づくりをし、ケニア産の生地工場にも訪問してきた、ケニア発アパレル「RAHA KENYA」代表の河野リエさんをゲストにお迎えし、ケニアでの服づくりについて語り合います。
※河野さんはケニアからオンラインでご参加いただきます。

Guest:河野リエ RAHA KENYA代表
1987年生まれ。神奈川県出身。法政大学卒業後、介護職、アルバイト、日本大学通信教育部(教員免許取得)などを経て、不動産会社で採用などを担当。2018年2月、夫の企業先であるケニアに移住。同年12月、アパレルブランド「RAHA KENYA」を立ち上げ、現在に至る。また2022年には現地プログラム事業・ゲストハウス事業を始動し、現在は3本の事業柱で会社を運営している。

 

2月10日(土)13:00-14:00
「アフリカ布」の現在地

「アフリカ布」と総称される、アフリカで愛されてきたさまざまな布。すべてMade in Africaだと思われがちですが、アフリカでも日本国内でも、出回っている生地の多くは中国産です。
女性器切除(FGM)やレイプなどで苦しむセネガルの女性を救うため、Made in Africaの生地を使ったアパレルブランドを立ち上げ、現地での女性シェルター運営を目指すGUÉNEU(ゲヌ)代表の宮村暢子さんをゲストにお迎えし「アフリカ布」と呼ばれている生地の現在地について考えます。

Guest:宮村暢子 GUÉNEU代表
1988年、大阪生まれ。大学でアフリカの伝統文化、FGM(女性器切除)について研究。セネガルにおける女性支援、および、困難な状況にある人々の出口を作ることを目的として、2020年4月にアフリカ布ブランド「ゲヌ」を立ち上げる。

 

2月10日(土)15:00-16:00
アフリカから発信する美しさ

「B corp」を取得したエチオピア発のエシカル・クワイエット・ラグジュアリーブランド「andu amet」代表の鮫島弘子さんをお迎えし、アフリカでのものづくりの話を入り口に、これからのサステイナブルなファッションや、美しい生き方について考えます。
*B Corporation(Bコーポレーション)は、社会や公益のための事業を行っている企業に発行される国際的な民間認証制度 

Guest:鮫島弘子 株式会社andu ametファウンダー/デザイナー
JICAボランティア、CHANEL株式会社等を経て、2012年株式会社andu ametを日本に、2015年atelier andu amet P.L.Cをエチオピアに設立。世界最高峰のレザーと称されるエチオピアシープスキンを贅沢に使用した、バッグやファッションアイテムを手がける。現在はエチオピアをベースに、アフリカ各国を飛び回る日々。APEC Young Innovator Award、カルティエ チェンジメーカーオブザイヤー、日経ウーマンオブザイヤー特別賞等受賞。カンブリア宮殿、ワールドビジネスサテライト等出演。

 

2月17日(土)15:00-16:00
美容からできるアクション

ファッションは服だけじゃなく、コスメも重要なポイントです。@cosmeのエシカルな美容のプロジェクト「@cosme BEAUTYHOOD」篠田慶子さんをゲストに迎え、エシカル&サステナブルに美容を楽しめる方法を掘り下げます。

Guest:篠田慶子 @cosme BEAUTYHOOD
編集者。大学卒業後、ファッション誌でスタイリスト・編集者を経験。その後、フリーペーパーの編集者を経て、株式会社メディアジーンにてcafeglobe編集長、GLITTY編集長を経て、2017年10月に独立。@cosme編集長を経て2022年4月、エシカルな美容情報を発信する@cosme BEAUTYHOODをローンチ。Pinterestのフォロワー数は26万人を超える。

◆アーティストトーク

ケニア現地の古着市場を訪れ、スラムの若者と作品制作を行ってきたSHIFT80クリエイティブチームによるトークセッション。質問も大歓迎です。お気軽にご参加ください。


1月27日(土)15:00-16:00
フォトグラファーteam

政近遼 フォトグラファー
1987年 広島生まれ
2013年 博報堂プロダクツアシスタントとして入社し髙橋秀行氏に師事。 
2016年 博報堂プロダクツ、フォトグラファーとして活動開始。
2022年 独立。TRIVAL所属
人物撮影を中心に広告、雑誌、CDジャケットなど幅広く活動。躍動感のある力強いポートレートや、被写体の素の姿を引き出すスナップ写真が得意です。

下村恵太 フォトグラファー
1993年熊本県出身。2018年九州ビジュアルアーツ写真学科を卒業し同年、博報堂プロダクツフォトクリエイティブ事業本部に入社。在籍中は広告写真の現場をベースにしながら映像領域においてもCM、ドラマ、短編映画などさまざまな現場を経験し2023年にカメラマンとして独立。
現在はカメラマンとして広告を中心に写真と映像の両方で活動中。


2月17日(土)13:00-14:00
ディレクターteam

堅田真衣  アートディレクター
2013年 博報堂入社。2013年から2017年までHAKUHODO DESIGNに出向。 代表・永井一史のもとで企業や商品のブランディングに携わる。 2017年からは博報堂本社に戻り、デザイナー/アートディレクターとして、ブランディング、グラフィックデザイン、CI・ロゴマーク開発、商品パッケージデザイン、TV-CM、プロモーションなど幅広い領域のクリエイティブを担当。 Designer / Art Directer 主な賞歴として、CANNES LIONS 2018 DESIGN部門国内選考 ゴールド・日本代表/ADFEST 2016 YOUNG LOTUS 日本選考 ブロンズ/読売広告賞 優秀賞/宣伝会議ARTS卒業制作ゴールド など






◆スラム在住モデルによるオンライン・キベラガイドツアー
1月27日(土)17:00ごろ、2月3日(土)13:00ごろ、2月17日(土)17:00ごろのスタート

ケニアのキベラスラムで暮らすSHIFT80のモデルでアンバサダーでもある、シャロンとロリンズのふたりが地元キベラを生中継、英語でガイドします。インタラクティブなオンラインツアーです。

アデンバ・シャロン Ademba Sharon Cooperative University Kenya
2002年生まれ。ナイロビ・キベラスラム在住のプログラミングを得意とするモデル。好きなことは、人との交流や旅行。
将来の目標は、優れたモデルに成長し、ケニアに自身の撮影スタジオをつくること。さらにプログラミングの仕事を見つけ、他の人々をサポートすることを目指している。
夢はスラム街を出て世界を旅することと、ナイロビにSHIFT80の店を開くこと。
SHIFT80の支援で大学に通学中。

ロリンズ・オティエノ Rolines Otieno aka Nesco Nesco aka Nescobar University of Nairobi
1992年生まれ。好きなことは旅行、バスケットボール、農業。一番のお気に入りのスポーツはボクシング。モデル、演技、ダンス、DJといった幅広い分野で才能を発揮する。
将来は音楽プロデューサーとしてのキャリアを築くこと、DJアカデミーを開設しキベラスラムの才能ある若者たちを支援することを目標としている。
夢はキベラだけでなく世界的に優れたモデル兼俳優に成長すること。

◆サウンド・バス(クリスタルボウル演奏)
2月10日(土)17:00ごろスタート

持続可能な暮らしと精神的なつながりをテーマにした、サウンドとメディテーションのセッション。サウンドバス提唱者のマガリ・ルハンさんによるプログラムです。

Magali Luhan サウンド・バス アーティスト
水晶から作られた楽器「クリスタルボウル」を使い、心地よい音色によって心身に変化をもたらす「サウンド・バス」の演奏を行うサウンド・バス アーティスト。日本最大級のヨガイベント「YOGA JAPAN」出演、都会のリトリートサロン「UNBORN」やアメリカ最大級の瞑想アプリ「InsightTimer」への楽曲提供、YouTubeライブ配信など、多岐に活動中。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

「サウンド・バス(SOUND BATH)」は、アメリカで産まれたサウンドメディテーション(音による瞑想)やサウンドヒーリング(音による癒やし)の概念です。バス(BATH)とはお風呂のこと。クリスタルボウルを中心に、さまざまな楽器で演奏を作り上げ、お風呂に入るようにゆったりと全身で音を浴びてリラックスすることで、それぞれの内側からポジティブな効果を導き出していきます。

◆二周年記念「活動資金パーティー」
2月22日(木)18:00ごろスタート

二周年を記念して「活動資金パーティー」と題した、ささやかな会を開催します。パーティー券による利益は裏金としてキックバックされることなく、全額がスラムで暮らす子どもたちの教育費として寄付されます。

寄付チケットのご購入はこちら
https://shift80.jp/products/2nd_funding

◆ワンポイント リメイク体験

アイロン圧着シールを使ったリメイク、カスタマイズを楽しみましょう。会場に用意されたデザインから、お気に入りのものを選んでプリントできます。リメイクしたいTシャツをお持ちください(無料)

最新情報

そのほかのお知らせは詳細が決まり次第、こちらのページと「SHIFT80」SNS、ニュースレターでお知らせします。
この機会にぜひフォロー、ご登録ください。
●Instagram: https://www.instagram.com/shift80jp/
X: https://twitter.com/SHIFT80jp
●NEWS LETTERへの登録はトップページ下部よりお願いします

  • *予告なくイベント日程が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • *update:2024年1月25日 イベント開催日時(2月3日分)を一部変更しました
  • *update:2024年2月7日の閉店時間を追記しました

------------
Staff List
------------

Founder & Director:Miggy Sakata
Art Director:Mai Katada
Filmmaker:Tsunehey Ikeya, Keita Shimomura
Photographer:Ryo Masachika, Smith Cornelius
Retoucher:Takumu Koshiba
Kenya Production Coordinator:Chiaki Hayakawa

Researcher:Shuto Seike
Supported by SIGNING Ltd.
Junshiro Kameyama, Tomoka Sugai, Issaku Vincent, Kaoru Yoshida, Nao Tsukagoshi, Takeshi Nakamura, Toshiya Sakamaki, Jun Ayukawa, Yuina Tajima, Asami Ishiyama, Hinata Tsuruoka, Kino Hisamura, Kyohei Kikuchi

Kibera Live Streaming:Ademba Sharon, Nesco Nesco
Guest Speakers / Performers:Yu Kato, Rie Kawano, Nobuko Miyamura, Hiroko Samejima, Magali Luhan, Keiko Shinoda

Models:
Teddy, Chome, Muli, Rolines, Moses, Sharon, Seline, Evans, Princa, Margaret, Omache, Irene
Photo and Video Assistant:Yorke,Evans, Otano, David, Johnson, Sam Okello, Beckham

Designer and Producer:Lilian Wagara, Oliver Asike, Becky Chinchen & Amani ya Juu

After-movie filmed by Tsunehey Ikeya
Second Anniversary Movie Filmed by Naoto Haraguchi
Assisting staff:Makiko, Aiko
Supply of Materials:Ogura Knitting Factory

SHIFT 80 Logo:Aya Codama
Special Thanks:Kaname Murayama, Takeshi Goseki